大人になってからフランス語を始めるときのポイント

続けるのが困難なフランス語

Bonjour ! 私は30歳を越えてから、フランス語を始めました。同僚や友人にフランス人が増え、自然と興味が沸いたのがきっかけです。

しかしながら、言語を学ぶというのは本当に大変です。英語も苦労しました。それでも、英語は中学校から習っていますし(今の時代は小学生から?)、ずっと勉強してきたので、今では学習にストレスはかからなくなってきました。

フランス語は、発音やスペルが英語と全く違うので、英語に慣れてしまうと、ものすごくストレスがあります。また、ビジネスで役立つことも稀なので、忙しい日々の中でモチベーションを保つのも一苦労です。私も友人と一緒に始めましたが、その友人は3ヶ月くらいで辞めてしまいました。

フランス語学習のモチベーションを保つ方法

学習を始めて半年・・・最初は辞めたい気持ちでいっぱいだったフランス語も、簡単な会話をしたり、メールのやりとりをしたり、ようやく楽しくなってきました。私が感じたフランス語を続けるモチベーションの保ち方をご紹介します。

◆和製フランス語を見つける

意外と日常的に和製フランス語は使われています(間違った意味で使われることも)。有名なのが、withという意味のavec=カップルを示すのに昔使われていた言葉「アベック」でしょうか。また、お菓子などにもよく使われおり、本当の意味を知って物知りになった気分になれます。

◆言語学習と一緒に文化を学ぶ

フランス語をはじめる方は、少なからずフランスに対して興味があると思います。その興味をどんどん突き詰めましょう!文化と言語は結びついています。私は同僚にフランス人が多いので、彼らがどういう教育を受けて育ち、どういう考え方をするのか、仕事の進め方、接し方などを知ることで、より一層興味がわきました。

例えば、フランス語ではyouのことをvous(ヴ)とtu(チュ)で使い分けます。家族や友人などの親しい関係の場合はtuを、それ以外はvousを使います。敬語のような概念は英語にはあまりないので、少し親近感を覚えませんか?

◆良いチューターに出会う

私は、学校に通うのではなく、個人の先生にレッスンをお願いしています。Skypeなどでお願いすると、比較的良心的な価格で受けられますし、仕事で学校に行けない!というストレスもありません。
良いチューターは、忍耐強いです。前回のレッスンの内容を忘れ、全然上達しなくても、丁寧に楽しく教えてくれるチューターが見つかれば、続けられる可能性も上がると思います。

◆目標を定める

何をするときも目標を定めるのは大切です。フランス語学習も、1年後、3年後、5年後とロングスパンで考えてみましょう。私は、1年後には旅行で困らない程度になる(カフェで注文、道を尋ねる、知り合いに予定を尋ねる)、3年後には、ビジネスメールが書ける、5年後にはある程度ネイティブ同志がしゃべっている内容がわかる、です。
道のりは長いですが、石の上にも三年です。

◆耳を鍛える

職場にものすごくフランス語が堪能な日本人の方がいるのですが、その方は耳が非常にいいです。言語習得は基本ものまねなので、「正しく聞いて→自分でリフレーズする」の繰り返しです。まずは、CDでもPodcastでも、フランス映画でも、繰り返し聞いて耳を鍛えることが上達の近道なのかな、と感じました(英語では実践済みですが、残念ながらフランス語ではまだそんな段階には至っていません。。)聞き取れるようになれば楽しさも増すはず!

なお、チューターもおススメの現在使用しているフランス語テキストは、「Spirale」です。文法ばかりを学ぶのではなく、日常シーンの会話を通して、発音や単語、動詞の活用を少しずつ学んでいくので、最初から楽しめます。付属CDもたくさん聞いてください、と言われていますが、なかなか・・・。

フランス語学習初心者のみなさま、共にがんばりましょう♪

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