2015年の4月に出張ついでに半休をとって長崎を観光してきました。和華蘭(日本・中国・オランダ)の文化が入り交じった異国情緒たっぷりの長崎で、一番印象に残った出島のカピタン部屋についてまとめてみました。
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長崎の出島
出島については誰もが歴史の授業で聞いたことはあるでしょう。出島は、1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎につくられた扇形の人工島です。1641年から1859年まで対オランダ貿易が行われていました。出島の歴史について詳しくは出島のオフィシャルサイトをご覧下さい。
ユニークな出島カピタン部屋のインテリア
オランダ商館長(カピタン)の事務所や住居として使用されていた木造二階建ての建物ですが、伝統工芸品でもある壁紙や畳、障子など和の要素と、レトロなランプ、家具、食器類の洋テイストが見事に混じり合い、お洒落で、ユニークな雰囲気を出しています。
伝統工芸品「からかみ(唐紙)」の美
カピタン部屋の中で目を引くのが、壁紙です。これは、経済産業大臣指定の伝統的工芸品で、木版手刷り文様の「からかみ」です。唐から伝わった美術紙で、おもにに襖や壁紙などに使われています。洋家具と並んでもうまく調和していてモダンですね。出島和蘭商館では、お土産にからかみのポストカードも買えるので要チェックです。いつかうちの壁紙もからかみに張り替えてみたいのですが、壁紙の張り替えって大変そうですね。。
おまけ:長崎の夜景
夜景を見るには、稲佐山に登らないと行けないので、長崎市内の各主要なホテルで夜景ツアーに申し込むのが便利です。長崎遊覧バス株式会社が運行しており、大人1人1500円です。
半日で回った長崎市内でしたが、オランダ坂→グラバー園→出島を路面電車と徒歩で回り、夜はバスで夜景ツアーとコンパクトで大充実の旅になりました。またゆっくり訪れたいです。
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