私が育休明けに転職した理由~フランス流働き方を求めて~

育休復帰数ヵ月後に、転職をし、フルタイムで働き出しました。幸か不幸か保育園が4月に決まり、子供を0歳のときに保育園に預け、それだけでも十分後ろめたさがあったにも関わらず、転職した理由は…?転職して良かったか…?

一人だけだったら、気軽に転職できますが、幼子の世話をしながら転職して時短が使えないとなると、子供との時間が減るし、体力的に辛いし、悩みに悩みました。

でも、同僚フランス人ワーママの働き方を見たり、育休後転職組のワーママさんの話を聞いて、かなり勇気付けられて行動し、実際転職して良かったと思っています!もし、同じように悩まれているワーママさんがいらっしゃったらと思い、私の体験をまとめました。

Contents

基本情報

  • 外資系企業で働く30代。1児の母。二人目も考え中。
  • 実家・義理実家は遠く、親のサポートはほぼ得られない。
  • 育休復帰後は、6時間の時短勤務。
  • 通勤はドアtoドアで片道1時間以内。
  • 家事・育児は、夫とも分担。家事をアウトソースしたいけど勇気がない。

転職しようと思った理由:自分のHAPPYの追求

育休から復帰後、元のポジションとは別のポジションに異動になったのが理由です。あまり産休をとったり育休から復帰する女性がいない会社でしたが、私以外にも同じように復帰後異動になった方が他にもいらっしゃいます。

おそらく、気を遣って出張がなく、責任の軽い仕事にしてくれたのだと思いますが、私としては、元の仕事が好きでしたし、その職種でのキャリアブランクができることが不安でした。その後、上層部にかけあいましたが、一度決まったことは覆せないとのこと。数年空きポジションが出そうになかったので、転職を考え始めました。

でも、転職すると、普通は時短は使えません(たいていの企業は、入社一年未満の時短は断られます)。転職すると子供との時間が減る!でも、周りの人はいい人ばかりだけど毎日つまらない(Unhappy)!という堂々巡りが数ヶ月続き、夫からも呆れられました。家計は夫側の収入で賄えるので仕事を辞めるという考えも浮かびました。

今の仕事は、子供を預けてまでしたい仕事か?

自分がHAPPYでいられる方法は?(子供と一緒にいられる時間が減るとか考えずに)

先輩ワーママにもたくさん相談し、最終的には、この2つの疑問に答えることで、自然とこれからどうするか決めることができました。今の仕事は、子供との時間を犠牲にしてまでやりたい仕事ではない。HAPPYでいるには、自分自身のやりがい=仕事が必要。だったら、工夫して転職するしかないと。

HAPPYでなければ、子供にもそれは伝わると思います。もちろん子供はかわいいですし、ずっと一緒にいたいです。でも働きたいな、あのとき働き続けていればと不満を抱きながら育児しても、いい影響はないと思います。

(仕事を辞めてもまた数年後に同じ条件で仕事に就ければなんの問題もないのですがね。できなくもないようですが、ブランクが空くと難しいようで…)

フランス人ワーキングマザーの働き方

働きやすい、ママに優しい、というイメージのあるフランスでしたが、実は日本よりワーキングマザーの労働条件は厳しいのだそうです。

まず、復帰は、産後3~4ヶ月後が普通。時短はなく、他の人と同じように働くので、ナニーを雇って。さらにパリでは待機児童問題があり、保育園に入れない人は、給料と同じくらいナニーへ支払いをするのだとか(政府から援助あり)。忙しい時期は、子供が寝てから帰宅する、という話も聞かれます。

この背景には、失業率が高くいつ夫が失業するかわからないので、共働きが普通になっていることがあるようです。

ワーママも、いろいろ事情がある人(介護とか)も、同じ条件で働く。当然ママだけで育児も家事もまわせるわけがないので、男性と育児を分担したり、アウトソースしたり、というのが当たり前になってきます。これが本当の男女平等という気がします。

この話をフランス人ワーママに聞いてから、転職後フルタイム勤務もやってやれないことはないな、と思い始めました。(実際にその方も産後6ヶ月でフルタイム復帰しています。)あと、うちの親が言うように「幼少期は子供とずっと一緒にいなきゃ!」という日本的考えからも開放されました。

ただし、欧州系企業では、基本が働きやすいので、できるのかもしれません

ワーキングマザー視点での欧州外資系で働くメリットは、①評価軸が成果=皆プライベートを犠牲にしないので休みが取りやすい、残業が少ない、というか自分次第でほぼない、②勤務時間が短い(基本7時間/日等)、③日本の夕方が欧州の朝なので電話会議がしやすい(アメリカだと日本の夜中が電話会議のメイン時間帯になります)④日系に比べて給料が良い⑤リモートワーク制度があると尚可

夫をエセ育メンから真の育メンへ

転職して、フルタイム!となると、当然家事・育児一人ではまわせません。夫の協力が不可欠です。実家が近い人は親に頼るのも◎(いいなぁ)。

先輩ワーママからアドバイスは、ズバリ「夫の教育」です!

うちも、時短のときは、ほぼ私が家事・育児をやっていました。今は、平日朝の子供の世話(食事、着替え)、保育園の準備、保育園の送り、洗濯物干し(ドラム式にしたい)、帰宅後の夕飯食器片付け(食洗機)は夫がやっています。たまに、私の飲み会が入ると、夜の世話~お風呂・寝かしつけもやってくれます。

子供が発熱で仕事を休むときも、私だけでなく、交代交代で休んでいます。

本当に感謝ですが、転職する前は、子供と夫が二人きりで過ごすことなかったのでは?最近は子供の中で夫のカーストが上がって、夫も嬉しそうです。これは、良い副産物でした。

もちろん、慣れるまでは大変すぎて、夫婦喧嘩もしましたが…。

育児しながら・働きながらの転職活動

転職活動ですが、やはり大変でした。

応募企業を探すときに、「時短・正社員・仕事内容・英語使える・今の年収と同等」が主な軸だったのですが、なかなか時短という条件だと厳しく。残業がないという条件にせざるを得ませんでした。また、フレキシブルな職場だと、今の年収より結構下がってしまう。

また、面接の時間を作るのも大変。時短勤務で、勤務時間前後は育児で空けられない。これぞ、という企業で子供の発熱を理由に休みを取ったり、夫に子供を頼んで…という綱渡り的な感じでした。

3ヶ月~半年くらいはかかったと思います。ようやく、ほとんどの条件を満たす会社を見つけて、転職することができました。時短部分は最後まで交渉しきれず、フルタイム7時間勤務+通勤が少し長くなる=時短時より通勤含め+1.5時間で手を打ちました。大変ですが、仕事は断然楽しいですし、フルタイム時年収+100万円アップなので、なかなか満足いく結果でした。

ちなみに私は、外資系の転職エージェントにお世話になったのですが、希望を明確に伝えておくと交渉を頑張ってもらえます。オファーいただけるとわかった段階で、勤務時間を減らす・ずらす交渉などかなり無理やり押していただきました。

朝早く出勤して夕方早めに帰るスタイルなので、朝の子供との時間は減りましたが、お迎えの時間含め、夕方の時間はあまり変わりません(親が原因で寝る時間が遅くなったりするのは避けたかったので)。ゆっくりお風呂に入ったり、絵本を読んだりする時間もギリギリあります。

ワーママが働きやすい会社の特徴

  • ワーママがいる(意外とワーママがいない企業も多いです。1から周りを説得しながら働き方改革をしていくのは大変です。)
  • 評価が時間ではなく成果(でもあんまり厳しくない)
  • フレキシブルに働ける(フレックスタイム、在宅)

これらを満たすのが、欧州外資系企業、ITベンチャーが多かった気がします。他にあったら教えていただきたい!

また、妊娠前に、アメリカの小規模ベンチャー系でかなり高年収のオファーをいただいたことがあるのですが、小規模ゆえいつ撤退=失業するかわからないリスクがあったのと、在籍していたアメリカ人もハードワーカーっぽい雰囲気で、出張・残業が当たり前の雰囲気でした。アメリカとの電話会議も夜中になりますし、結局ワークライフバランスを重視してお断りしたのですが、もし転職後妊娠していたら働き続けられなかったかも、と思うと、年収はそこそこでも、安定した高収益事業を行なっている企業の方が働きやすいかもしれません。

「働き方改革」が叫ばれる今日この頃ですが、ワーママがもっと気軽に転職できたり、もっとフレキシブルに働ける環境が増えることを祈るばかりです。

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